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4月14日　神戸新聞

兵庫県は、本年度から５年間の交通安全対策の指針となる「県交通安全計画」案をまとめた。年間の交通事故死者数を１３３人以下に減らす数値目標を盛り込み、歩行者の安全を守るための道路整備などを推進する。２０１０年度で前計画の期間が終わり、現状を踏まえて見直した。国は０８年度を基準に１０年間で死者数半減を目標に設定。これに伴い県も１８年度に１０５人を目指し、この５年間では１３３人以下を目標に定めた。計画案では、交差点の事故を減らすため、車の強引な通過を引き起こす渋滞の解消に向けて、右折車線の設置や立体交差化を推進する。

生活道路で多い歩行者や自転車事故の防止には、歩道の増設や音の出る信号機の導入などバリアフリー化を盛り込んだ。県によると、県内の交通事故死者数は０９年に１７６人と１９４７年以降で最少を記録。昨年は一転して１９２人に増え、今年も４月１２日現在、前年比１４人増の５７人で推移している。県は５月２日まで、計画案に県民からの意見を募っている。県のホームページ上で閲覧できる。問い合わせは県交通安全室ＴＥＬ０７８・３６２・９０７１。

交通事故がなくなるということが最も望ましい状態であるということは言うまでもありませんが、自分勝手な運転やわき見運転などで今この瞬間も全国のどこかで事故が発生しているというのが現状です。しかし、事故は一人一人の心掛けで、かなりリスクを軽減することも可能となります。飲酒運転はしない、信号無視をしない、携帯電話を使いながら車を運転しないなど、車を運転する上で、呆れるくらい当たり前のことを守っているだけでも今よりもっと事故は減らすことができると思いますね。これは一人一人の意識の問題だと思います。