2011年03月15日

神戸情報ナビ 203

3月15日 神戸新聞

経済産業省原子力安全・保安院は15日、東京電力福島第1原発2号機で午前6時15分ごろ、原子炉格納容器につながる圧力抑制プールという設備付近で爆発音があり、プールが損傷している可能性があると発表した。保安院は外部への放射性物質漏れの可能性を指摘。午前7時現在、同原発付近で毎時965・5マイクロシーベルトの放射線量を検出。一般人の年間被ばく線量限度千マイクロシーベルトに近い放射線量。東電は炉心への注水作業などに必要な人員以外を一時的に退避させた。「放射線量が急激に上がる可能性があり、放射性物質を避けるため」としている。

核燃料がある圧力容器に海水を注入する作業は続けており、水位はやや回復した。茨城県内でも15日朝、最大で通常の100倍程度の放射線量が測定された。北からの風が吹いており、福島第1原発事故の影響とみられる。保安院によると、爆発音の後、プール内の圧力は通常の3気圧から1気圧に下がったという。2号機は東日本大震災で11日に自動停止し、14日に原子炉の冷却機能が失われ、原子炉の水位が急低下、核燃料が水面から完全に露出した。東電は15日午前1時10分、原子炉圧力容器の蒸気逃し弁を開け、海水の注入作業を再開。朝までに燃料の下から1・2メートルまで水に漬かる高さに回復したという。周辺の放射線量のレベルが上がっており、東電は燃料が溶ける「炉心溶融」が一部で起きたとみている。

今日は原発についてです。この事故が起こってから東電の人たちは不眠不休で一生懸命に頑張ってくれています。本当に頑張ってくれていると思います。後は水位が上がることに期待するしかありません。どんな素晴らしい技術であれ、ハイテク機器であっても自然の前では何も役には立ちません。チェルノブイリのような事故が起こらないように、頑張っていただきたいですね。私たちではどうすることもできません。ここから、何とかしてくれと願うことしかできません。今も不眠不休で奮闘している東電の皆さんと枝野さんは本当に頑張っています。あの会見で、今の状況が素早く把握できますからね。何とかメルトダウンは防いでいただきたいものです。本当に頑張って!菅さんは東電の人を怒鳴りつけることしかできないようですので、しばらくおとなしくしておいてもらうとして、現場のみなさん、不安との戦いになるかもしれませんが、頑張ってください。最後に、お願いですから、チェーンメールでうその情報をばらまくのは辞めていただきたい。この災害を利用して人々の不安を煽り、喜んでいる人間がいるのであれば、そんな人間こそ不幸になっていただきたいものです。


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Posted by ADkobe at 10:52 │事故

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